山口県宇部市にある「歯科・矯正歯科アールクリニック」です。
インプラント治療では施術前に抜歯を行うことがあります。抜歯後の食事について気になる方も多く、今回は抜歯後に控えたほうがよい飲食物とおすすめの飲食物、併せて抜歯後の注意点についてお話します。
インプラント治療前の抜歯後に控える飲食物
インプラント治療前に抜歯した後は、以下のような飲食物は控えましょう。
・熱いもの、冷たいもの
・酸っぱいもの、辛いもの
・粘着性のあるもの
・アルコール類
これらの飲食物を摂取すると、傷口の治りが悪くなることがあります。
➀熱いもの・冷たいもの
熱いものや冷たいものは、傷口への刺激になります。そのため、熱いものは冷ましてから、冷たいものは常温にしてから摂取しましょう。
➁酸っぱいもの・辛いもの
レモンやグレープフルーツなどの酸っぱいもの、わさびや唐辛子などの辛いものは、傷口への刺激になり、しみたり腫れたりする可能性があるため避けた方がよいでしょう。
➂粘着性のあるもの
ガムやキャラメル、お餅など歯にくっつきやすいものは傷口にできたかさぶたが剥がれてしまう可能性があるため、控えましょう。
➃アルコール類
アルコールやお酒は血行がよくなりすぎてしまう可能性があり、傷口の治りが悪くなるため、抜歯をした日は控えましょう。
インプラント治療前の抜歯後におすすめの飲食物
インプラント治療前に抜歯した後、適している飲食物は以下のようなものがあげられます。
・豆腐
・うどん
・おかゆ
・リゾット
・茶碗蒸し
・ヨーグルト
・ゼリー飲料
抜歯後2~3日はなるべく柔らかい飲食物を中心に摂取するようにします。ただ栄養が偏らないようにする必要があり、様子を見ながら徐々に食生活を元に戻しましょう。
その他抜歯後の注意点
抜歯をした後は以下のことにも注意する必要があります。
・麻酔が切れるまでは食事を避ける
・食事は抜歯した反対側の歯で噛むようにする
・傷口を舌や指で刺激しないようにする
・ブクブクうがいといった強いうがいをしない
抜歯後3~4時間は麻酔が効いている状態になります。麻酔が効いている状態では熱い・冷たいなどの感覚がないため、火傷や粘膜を傷つけたりする恐れがあります。なお、舌や指で傷口を刺激しないように注意します。また、食べ物を摂取する際は、抜歯した反対側の歯で噛むようにすると良いでしょう。抜歯後は歯磨きをしても良いですが、傷口に当たらないように注意し、うがいをするときはやさしくうがいをしましょう。
まとめ
いかがでしたか?インプラント治療前に抜歯した後の食事についてご理解いただけたでしょうか?インプラント治療の前に抜歯をした際は、飲食物に気をつける必要があります。なお抜歯の際は、事前に担当の歯科医師から注意点について指示をもらうことが多いです。必ず守るようにし、インプラント治療を進めましょう。インプラント治療は専門性が非常に高いので、十分な経験があり、本当にきちんと出来る歯科医師は限られています。当院の院長は、開業して30年以上経った今でも定期的にセミナーなどに参加して研鑽を積んでおり、インプラント治療について豊富な経験と実績がございます。宇部市周辺でインプラント治療の経験が豊富な歯科医師がいる歯医者をお探しの際は、歯科・矯正歯科アールクリニックへお気軽にお問い合わせください。