山口県宇部市の歯科・矯正歯科アールクリニックです。
みなさんは、「口ゴボ」についてご存知でしょうか。
口ゴボとは、口元が前に出ていて盛り上がっている状態のことです。前からだと、鼻と上唇の間が突起しているように見え、横からだと上下の唇が前に引っ張られているように見えます。
そのため、口元がスッキリせず、口ゴボがコンプレックスに感じている方も少なくありません。
見た目のコンプレックスだけでなく、口が閉じにくく口呼吸になってしまい、虫歯になりやすいといったリスクがあったり、均等に噛めず胃腸に負担がかかるなどの身体の機能に支障をきたす場合もあるのです。
この口ゴボを改善するためには、どのような治療法があるのでしょうか。
そこで今回は、口ゴボの改善方法についてご紹介いたします。
まず始めに、口ゴボの主な原因として、出っ歯であることが挙げられます。そのため、出ている歯を引っ込めるためにスペースが必要となってくるのです。
このスペースを確保する方法として以下の３つがあります。
① あごを拡大する
あごを横や縦に拡大することでスペースを確保することができるのです。しかし、あごの成長が止まっていると横の拡大は難しくなります。縦に拡大することで口ゴボを悪化させてしまう場合もあるので、横や縦に拡大できるかどうかは、精密検査後の診査・診断で判断しています。
② 奥歯を奥に持っていく
大臼歯を歯科矯正用アンカースクリューという装置を用い、奥に移動させることでスペースを確保することができるのです。奥に移動させるための幅がとれるかどうかも、精密検査後の診査・診断で判断しています。
③ IPR
歯と歯の間をヤスリでわずかに調整することでスペースを確保します。
症状が軽度な場合は、抜歯せずに狭い顎を広げたり、奥歯を奥に移動させたり、歯と歯の間を調整したりすることで対応できますが、それでもスペースが足りない場合があります。そのような場合は、抜歯をしてスペースを作り、前歯を引っ込めることで改善できるのです。
以上、今回は口ゴボの改善方法についてご紹介いたしました。
当院では、口ゴボを改善するために科学的根拠に基づいた診断を行い、その結果から患者様一人ひとりに合った提案を行っています。
口ゴボについてご相談がございましたら、宇部市にある「アールクリニック」へお気軽にお問合せくださいませ。
